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段ボールでしのいだ命

段ボールは人の命を救うといったら、おおげさでしょうか。普段は見向きもされない粗大ゴミ。スーパーでも山と積まれていますが、持って帰って利用する人は少ないですね。でも、いざというときにたいへん役に立つものなのです。阪神・淡路大震災や東日本大震災では、段ボールが命を多くの救ったといっても全く大げさではないのです。段ボールは新聞紙と並んで保温性の高い資材です。段ボールは二枚の紙を重ねたような構造になっていて、その間の空気が断熱材になります。風よけにもなり、寒い時期に凍えることから身を守ってくれます。
段ボールが震災で使われたのは他にもあります。大きな体育館の避難所で、最初の三日くらいは、命があってよかったよいうホッとした気持ちでいっぱいだったと思います。ところが日が経ってくると、将来のことが不安になる、あるいはまわりのことが気になり始めます。隣の家族は子供も生き残ったのに、なぜ私の子供は死んでしまったのか?子供の声や姿を否応なしに見せられる状況は、かなり精神的に負担となります。そんなとき、段ボールのついたてでまわりを仕切るだけで、そういった負担から少しでも解放されるのです。段ボールは被災地でも救援物資などを運ぶものとして手に入りやすい資材です。加工もしやすく、適当な硬さもあるので、ついたてとして十分に使えます。必要がなくなれば、暖をとるために燃やすこともできます。震災では多くの人が段ボールの恩恵にあずかっています。


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段ボール紙で書いて紙芝居やがありました、段ボールで作ってあるめんこでは、良く遊んだ記憶もあります