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段ボールの材料今昔

段ボールの材料である紙の歴史を少しひもといてみましょう。紙は中国で発明されました。およそ2100年前の前漢時代のことです。原料としては樹皮、麻、ぼろ布などで、これを石臼で砕き、陶土や滑石粉などを混ぜて水の中に入れ、簀の上で漉く方法です。シルクロードを通って、ヨーロッパ全土へと伝わった紙は、19世紀初頭にカナダまで伝わり、改良されて西洋紙が生まれることになります。
日本では、推古天皇の時代、西暦610年ころのことであると日本書紀に記されています。ヨーロッパで西洋紙が生まれたように、日本では和紙が発展していきます。和紙は楮、三椏、雁皮などの靱皮繊維を使いますが、西洋では樹皮、麻くずなどの植物繊維が主体で、後に綿ぼろ、わらなども使われました。ヨーロッパでは印刷物としての紙の需要が増え、しかも抄紙機の発明によって紙の大量生産が始まると、大量に、かつ安価に入手できる原料が求められるようになりました。それが木材から繊維部分を取り出したパルプの発明へとつながります。
段ボールは古紙から作られることが多いのですが、材質などからいくつかに分類されます。強度に優れた Kライナー(クラフトライナー)、 耐水加工した耐水ライナー(撥水ライナー)、 再生紙の割合が最も多いCライナー(ジュートライナー)といったものがあります。これらを用途に合わせて使い分けることにより、日常の様々な場面で活躍するようになったのです。段ボールはこれからもその需要にあわせて発展し続けていくでしょう。


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段ボール紙で書いて紙芝居やがありました、段ボールで作ってあるめんこでは、良く遊んだ記憶もあります